宮澤崇史の楽に速く走る為に行うロードバイク・トレーニング
週末に贈られた早速DVDを視聴した。
いきなり、レモネードトレーナー福田氏も自己紹介。ボディコントロールとか、コンディショニングについて彼からどんなコメントが聴けるのか期待が高まる。
内容は以下。
■第1章:バイクに乗ってトレーニング
・ペダルを回す ・回転数を上げる ・SFR ・シッティングからダンシング ・短い、長い距離のダンシング ・速い、遅いスピードからのアタック
■第2章:セルフケア
・セルフケアの効用 ・筋膜リリース(腿の前面、ハムストリングス、腿の横側)
■第3章:準備運動
・ダイナミックストレッチ(足首、骨盤周り、ハムストリングス、肩周り) ・スクワット(臀筋) ・スクワット(中臀筋) ・腸腰筋トレーニング
■第4章:室内バイクトレーニング
・5分/10分/20分タイムトライアル ・パワーメーターを使ったタイムトライアル ・ダンシング ・SFR+高回転シッティング
■第5章:スペシャルトレーニング/スクワットを上手にやるために
・ヒップヒンジ ・臀筋のエクササイズ ・クラムシェル
1時間のDVDにこれだけの内容を押し込んでいるのだが、個人的にはセルフケアと準備運動にこのDVDの真骨頂がある様に感じる。
正直、第1章の宮澤氏の荒川⁇でのローラーやダンシングは要らない。第4章では、ローラーを結構な負荷で頑張るが、これもやや冗長である。
ただ、宮澤氏のローラー風景で、SRMのPC7を覗く映像は良かった。TTで350wから330w位に徐々に落ちていく。彼でもここの領域は相当厳しい事がわかった。
身体のケアについては、2年前に購入したストレッチポールやランブルローラーが、自宅居間に転がっているので、ベーシック7ストレッチとか筋膜リリースとか、これからきちんとやろうということで、久しぶりに。
DVDについては、2巻にしてペダリングとかスキルのとトレーニングメニューの巻と、準備運動とかストレッチなどのボディメンテナンスに分けた方が良かったのでは。と、これも個人的意見。
もしかしたら、映像(章)の順番の問題かもしれない。
ただ、受け手の問題意識が何処にあるかと言う点がポイントで、そういう意味では、内容は非常に盛りだくさん。視聴者が各自で興味を持った所を各自で掘り下げて行くということだろう。
兎にも角にも、ロードバイク界きっての論客である宮澤氏と、自転車乗りの身体の使い方については第一人者の地位を確立している福田氏のコラボDVDは一見の価値有り。
金を払っても購入する価値はある。あとは、自分で掘り下げて行く気持ちが重要。