Rupinのラン(とロードバイク)のブログ

マラソンでサブ3を達成した元チャリダーのブログ

ニセコクラシック140km 完走

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ニセコクラシック140km 40-44歳70位 4時間34分 27km/h

CWSチームに付いて参戦。目標は完走。目標は達成。5/20のひたちなか以来、モチベーションが著しくダウンしてこの間、沖縄サイクリング200kmのみで、果たしてどこまでパフォーマンスが落ちたのか?を実験すること位しか意味を見出せ無い様な状況。

土曜日は、4:45頃にKさんを迎えに行って5:30に羽田着。自転車を預けるのに時間を要して、6:50発の便にそれ程の余裕も無く、搭乗。

新千歳空港は小雨で気温は13度。めちゃくちゃ寒い。車を借りて、一路ニセコへ向かう。途中きのこ王国できのこ汁ときのこオニギリを食べて、12時頃にニセコひらふスキー場に到着。

ニセコという綺麗なホテルにチェックインして受付へ。Tシャツやエナジージェルなど、通常のレースより豪華な感じ。思ったよりショップが少ない。飯系の出店も無く、一旦ホテルに帰ってから、昼飯を食いに行く。

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ベーコンハンバーガーがまいうー。

みんなは軽く走るとの事だったが、やる気の全く無い自分はホテルに戻って早速風呂へ。テーピングでパフォーマンスを上げるbolttapeの施術を16時に予約していたので、改めて受付へ。

足攣りをしそうな脹脛と大腿四頭筋に4枚テープを貼って貰う。しめて3000円。完走する為に金で解決できるものは惜しまない。結局一枚をあっさり半日で剥がしてしまって無償でスタート前に貼り直して貰うなど良心的なお店だった。結果を伝えに行ったら、更に4枚頂く。結論としては、効果は有ったので、長いレースでは使ってみるのもありかな。

夜飯はメンバーの方のリサーチでニセコ駅の方まで行って地元の人が多い中華料理へ。この店は看板がしょぼいが中身が素晴らしかった。

帰ってツールドフランスを見ながら、うたた寝。1時間ほど仮眠をしてまたテレビを見て、22時頃に就寝。3時頃に一度トイレで目を覚ますが、基本爆睡。ルームメイトがあまり寝れなかった様で私のイビキが理由かも知れないと罪悪感を感じつつ、4時に起きて朝飯。

ご飯に納豆。食パン2枚。その他諸々腹一杯食べる。このホテルは朝飯のクオリティも素晴らしい。アクセスも最高。ニセコに来るなら一押しかな。

5:30に出走サインだけしてホテルに戻って、ワールドカップ観戦。クロアチアがPKで勝ったのを見届けてから、改めて会場へ移動。

元々雨予報でかなり悪条件でのレースを覚悟していたが、気温が低く霧が覆っているもののコンディションは良さそう。

CWSジャージにアームウォーマーでショートビブで行く。スタートセレモニーが終わるとあっという間にスタート。

若い衆からスタート。自分は第2ウェーブ。最初の10km程は車が先導し、パレード走行。倶知安の駅前を左折した辺りから徐々に登り始める。そして、パレード走行中にも関わらず、早速千切れる。もはや笑うしか無い程に弱い。

2-3人でパックを組むが、直ぐに離散してを繰り返す。やっと10km走ってアクチュアルスタート。サイコンをポチる。

この様子だと、完走も厳しそうな予感しか無い。スタートして5km位でいきなりサイコンの電池切れ。充電したのに上手く出来ていなかった模様。

今できる事を淡々とやるしか無い。一つ目の登りを終えた辺りで、周りにいた人たちと徐々に同調して走る。脚も合う感じで、呼吸も少し楽に感じる。

2つ目の最長の登りで、パックは崩壊して単独走となる。サイコンが無いので一体あとどれくらい登りが続くのか全く分からず、道行くライダーに聞きながら走る。途中でケニーさんと遭遇。

KOMをようやく越して、下り基調になったが、スピードが全く上がらない。苦しんでいるところに大集団が通過。有難い。

10人位で、徐々に吸収しながら最後は20人くらいまで増殖。結局日本海折り返し後の本格的な登りまで、結構な時間を共にさせて頂く。途中でコッシーさんも合流。

結構なスピードで距離を稼げたので、完走が現実的になってきた。しかし、徐々に脚へのダメージが蓄積してきて、ローテーションを回せなくなってくる。途中から後方待機組へ移動。

しかしながら、残り40km の看板辺りから活性化して集団が棒状に伸びる。テープを貼っていないハムストリング辺りに違和感がある。

山岳に入った所で、残念ながら集団から一人で千切れる。ここからは地獄。

これまでの貯金を凄い勢いで食い潰す浪費家の様だ。インナーローでこれ以上遅く走ったら転びそうなスピードで、どんどん抜かれる。ケニーさんにも「久しぶりー」と笑顔でパスされる始末。チクショー。

改めて完走をかけた自分との戦いが号砲を鳴らす。時折ペースが合う人と、関門の位置を確認させて貰う。サイコンが無いので背中から携帯を取って時間を確認。

途中で、尿意が我慢できずにオシッコタイムを設けたり、呑気に写真などを撮ったりしたが、最終関門のニセコは20分位余裕を持ってクリア出来た様だ。

ゴールしてから、脚が痙攣して動けず。

ニセコ140kmは沖縄140kmに比べて獲得標高は多いらしいが、斜度が緩いのでマシな印象。

チームメンバーは、年代別10位とか、UCIメダリストとか皆さん練習の成果を遺憾無く発揮していた模様。一人だけ場違いな男で皆のレースに対するモチベーションや気持ちを阻害していやしないか心配だったが、そんな心配をするくらいなら練習するか辞めるかした方がいいに違いない。

レース後は美味しい定食屋で石焼ビビンバを食う。まいう。

ニセコは飯も最高だし、ホスピタリティいいし、コースも面白いんだろいし、なかなか宜しいんじゃ無いだろうか。

さて、自分は自転車のモチベーションを復活できるのだろうか?一応、次戦は乗鞍。