Rupinのラン(とロードバイク)のブログ

マラソンでサブ3を達成した元チャリダーのブログ

第34回金沢ハーフマラソン 1:27:52

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前日

土曜日朝の飛行機で小松空港に入り、金沢までバス移動。金沢といえば、兼六園。梅が見頃。

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修学旅行以来となる約30年ぶりの金沢だ。

色々とリサーチした結果、美味い寿司屋(くら竹さん)で最高のネタを頂く事に成功!床屋の看板そのままだが、中は綺麗。まだ開店して3年だが、リーズナブルだが、東京で食べれないネタを出してくれて感動モノの味。

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腹一杯食って、ぶらぶら歩いて九谷焼のお店に吸い込まれて、平皿を購入。

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そんなこんなで、金沢を堪能して初日終了。疲れて20時過ぎに就寝。はや!

レースプラン

膝に爆弾抱えているが、75mmのキシオネテープでがっちりテーピングしてCWXでサポートすれば何とかなるのではないか?という淡い期待。直近走ってみたら問題無さそう。

目標はフロストのサブ1.5を超えるPB。しかしあの時何であんなに速く走れたのか良くわかんないというのが本音。ブログを読み返して、練習のペースとか食ってるものなどを振り返る。んー、わかんねー。

スタートして4:15を挟みつつ、状況見ながら4分一桁台を叩き出して貯金する作戦か。膝に痛みが出て走行不能になったら躊躇せずリタイアするしかないな。周回なので、戻るのが大変そうだ。

レース前

5:00起床。とは言ってもあまり寝れず。2時くらいから目を瞑って横になってた程度。大浴場に行ったらまだ営業開始前で、やむなく部屋のシャワー浴びる。ちなみにアパホテルだったが、流石に地元企業だけあって、至る所にアパホテル有るし、老舗の風格が漂っている。泊まってる人も日本人が多い印象。

さて、テーピング巻き直して、ファイテンのチタンシールを気になるふくらはぎとハムに10個貼って、6:30にスタート。

駅前のおにぎり買ってタクシーで競技場に移動した。バスのタイミングが合わずだったが、合えばバスで行った方が雰囲気あって安いしいい気がする。

7時に到着したせいで、まだそれ程人はいない。受付してスタジアムでゼッケンはリ。

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のんびりしてスタートを待つ。

荷物預けは無料でビニール袋に入れて渡すだけ。サブトラックに受付と一緒に設営されておりスムーズに流れる。

太陽が出ると暖かいが日陰は真冬並みで4度程度。半袖で行くので、手袋とネックウォーマーを装着しビニール袋被って、スタジアムで2周ゆっくりアップ。

レース 1:27:52(ネット1:27:39) 4:08/km

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大阪から古河まで、不甲斐ないレースが続いていた。怪我という言い訳はいくらでもできるが、今回は歩きたくはない。今回は背水の陣で臨んだ結果、結論PB更新という最高の結果。

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序盤 /スタート-7km

8:20きっかりに競技場スタート。選手登録枠なので、ものすごい勢いで選手が飛び出していく。抜かれるに任せるが、息は早速厳しい。美ジョガー(と言うらしい)にフロストでは引っ張って貰ったので、ゲンを担ぐべく数人目星を付けておいたが、全く付いていけない。美ジョガーステルス作戦は前半3km程度まで目を光らせていたが、結局失敗に終わった。スタートして1kmのラップが3:43でビビって4:00弱程度まで落とす。息は引続き厳しい。どこかで楽になるポイントが来るまで我慢するのも無理と判断して、4kmを過ぎたタイミングで、4分1桁台でラップを刻み始める。

ここで右の靴紐が解けるというプチトラブル。しばらく走ったが、危ないので5km辺りで手袋取って結び直して、ちょっとだけロス。

この辺も、バンバン抜かれる。4分フラット程度のペースで走っている人がまだ後ろにそこそこいる様だ。抜かれると精神的に辛いなあ〜と毎回思うのだが、これ以上ペースを上げれば、最後まで持たないと脳が指令を出している。

中盤 /8-15km

金沢駅に最接近する7km辺りで、4:15/kmペースのお兄さんが付いて来てしばらく並走する。声をかけてこのペースで一緒にゴールまで行きませんか?と喉まで出かかったタイミングで、お兄さんが落ちていく。

ちょっと一人旅。しかし、ここで左膝に神経系の痛みが一発ピキーンとやってきた。まだ半分行ってない。早い!しかし、「膝を伸ばさず絶妙に曲げて着地すれば、ダメージがあまり無い走法=膝曲げ走法」を、身体と相談しながら身に付けて慎重に慎重に脚を進める。

ここで一つの奇跡が起きる。膝曲げ走法が意外に楽にペースが上がる。心拍は徐々に落ち着きを取り戻す。

この辺りでは、ペースがほぼ一緒で2-3人のパックが出来るが、全員きつい。知らず知らずにペースが落ちていく。騙し騙しやってきた脚もそろそろ限界か。時計を見ると1時間半ペースを上回り、4:20/kmなどが表示されPB更新も厳しいか?と弱気になってくる。

やはり怪我で長い距離を踏めていない。ハムとか臀筋がかなり酷使されている感覚。このままでは、痙攣や足攣りも覚悟せざるを得ないが、幸いファイテンチタンテープで要所を押さえているので、爆発は免れている様子だ。

終盤 /16km-Goal

左脚はもはや使い物にならず引き摺る様に走る。4:30/kmまでペースは落ちる。4分前半で刻んできた元気なランナーに数人パスされる。しかし、残り距離が5km程度となった時、一時的に膝の痛みが軽くなった。徐々にペースを上げていく。4分一桁まで戻す。この辺りはコースが私好みでクネクネ曲がるのも嬉しい。直線はあまり好きでは無い。フォームも改善してバネを使って走れる感覚。周りもペースが上がってきてテンションが上がる。

最後は3分台/kmで駆け抜けてゴール。ゴール後は膝いてー。

ネットタイムでPBを2:15縮めて、1時間27分台でゴール。三連続撃沈は避けることができて、ホッとしたと同時に素直に嬉しい。

ダニエルズ先生のVDO2スコアが53になって、イージーで5分、マラソンペースは4分20秒、閾値走は4分、インターバルは3分45秒で練習できるらしい。

レース後

10時頃記録表貰って着替えて、おにぎりと豚汁を頂く。豚汁は麹が効いていて最高に美味い。バス停まで結構歩いて、路線バスで12時頃金沢まで戻り、ふと思い立って、加賀温泉まで行くことに。

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サンダーバードに乗って二駅30分程度。加賀温泉で昼飯を食べて、路線バスで片山津温泉へ。

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素晴らしい眺め。日本海遠征は殆ど無いけど、今回のツアーは最高だった。かなりいいアテンドが出来る自信があるので仲間を誘ってみたい。ただ、来シーズンに金沢行くとしたら、やはり旧金沢市街を走れる「金沢マラソン」かな。今日の金沢ロードは競技志向だけど、コースだけ見たらが金沢なのか?これ実は「おきなわマラソン」も嘉手納付近以外はそんな気がする。「那覇ラソン」の方がそういう意味では沖縄っぽい。

当面は、ハーフのみで6月まで結構なレースにエントリーしているので、早く膝を完治させなくては。