パワートレーニングセミナー
じでトレ パワートレーニングセミナー PCG中田コーチw.西薗選手&MTB池田選手
日曜日は雨で大磯クリテリウムをDNSして急遽パワートレーニングセミナーに参加した。
まず最初に中田コーチから1時間程度のレクチャー。
土井ちゃん本でTSSを意識していたが、42日平均TSSのCTL(fitness)を徐々に上げて行くのがペーシングの観点では良いとか。
STRAVAのフィットネス&フレッシュネスでは、簡単に見ることができるが、自分の場合は体感としてはもっとフィットネスへの上げ下げがタイトな印象。
休めば落ちる。走れば直ぐに上げられる?体質なので、ここの部分は参考までに見ておく。
あと面白いと思ったのは真ん中にモチベーションの三角形があって、それぞれの切片から、パワー、スキル、メンタルの三要素の三角形があってその頂点を結ぶサークルを大きくしていくという発想。
所謂、日本語で言う心技体である。
最近は心の部分に興味が有るので、注意深く聞くが、セミナーでは、さらりと触れるに留まった。
つまり、インターバルトレーニングを積み重ねるにあたりトラックレコードを具体的に意識する。前半10分に前回値をトレースして後半10分上げて行く。これを繰り返して強くなるなど。
繰り返し中田さんが言っていたのは、「パワートレーニング」という言い方が誤解を生むけど、あくまでもパワーは従というか、トレーニングの目的になってはいけない。
一旦休憩を挟んで、西薗選手の講義。
なかなか面白いキャラクターなのはブログで知っているので期待が高まる。そういう空気が会場に充満したところで、プレゼン開始。
全日本TTをターゲットに今シーズンのテーマとしては3つ掲げたそうで
1. フォーム
だそうで、クランクレングスは167.5 mmに変更。最新理論によれば、クランクの短いものでもパワーは変わらないので、可動域の関係で短いものにしたんだとか。
⒉ 堅実な練習
これはどちらかと言うと中田コーチからの説明が良かった部分。アンカー復帰に向けた具体的なタイミング毎の目標設定など、非常に明確でわかりやすいターゲットを示す事が重要。
3. コースマネジメント
結論としては策士策に溺れた。
結局、何も考えていない人に負けたというコメントで会場大爆笑。
最大平均パワーのプラス5%位に設定したが結論抑え過ぎ。最後にまだ余裕残していた。
ここでは、行きに登りがあった場合に行きと帰りのどこで頑張る方が効率がいいか?或は風が行きに追い風、
帰りに向かい風だった場合はどうか?
ここの辺りのロジカルな解答は流石に東大工学部出身で惚れ惚れする。
MTBの池田選手の話は、面白かった。
競技のイメージが全く無いけど、機会が有ればチャレンジしてみたい。
さて、7000円の価値があったかどうかについては、この機会をどう活かせるかにかかってるかなあ。