Rupinのラン(とロードバイク)のブログ

マラソンでサブ3を達成した元チャリダーのブログ

フォアフット走法の試走

フォアフット走法試走(意識としては脚を後ろに動かしながらの着地と巻き込み) 9.4km 4:35/km 

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私の走りは完全に踵着地である。巷ではミドルとかフォアフットが全盛だそうだが、あまり気にしてもしょうがないレベルだと腹をくくって先ずは走ることに身体を慣らしてきた。

しかしながら、大のお気に入りのナイキのニットフライがソールからボロボロになるにつけ、この靴の効用を全く活かせない走りをしている事が徐々に忍びなくなってきた。

最近は、色々なランニングのブログを漁るのが趣味になっており、すでに10程度のブログ愛読者として日々チェックする毎日である。その中でも、技術論に定評がありそうな方のブログに、ランニングエコノミー的に非常に参考になる記事があったので、早速今日試してみるべく、数ヶ月ぶりに酒を飲まずに家に帰るという行動を取った。帰路中に、友人から悪魔のささやきが聞こえてきたが、「残念ながらもう家でーす」と文字通り退路を断つ。

家に着いたらあまりに腹が減ったので、夕飯を食べてから直ぐに出発。今日は、フォームを意識するのが第一なので、飛ばさないので食後でも問題ない。

フォアフット走法の私の解釈

着地の脛の角度が90度程度が理想形。膝から下は意識を持たずに落とすだけで、自転車のペダリングの様に脚を引きながら着地して巻き込んで行くイメージ。今までよりも跳んでしまう感じ。上方に反発力が逃げてこれではいかんのだろうが、腰を前に前に出す意識で抑えていく。

矢上川の暗闇を自分だけの感覚を頼りに走り続ける。この寒空と暗闇でこんな事をやれるなんて最高だわ、ストイック過ぎて恍惚となる。

暗闇でペースがどの程度なのかは全くわからないが、少なくとも今までよりも踏み出す脚を意識して前に出してから掻く動きとか、巻き込むから踵がお尻に近づくとか、疲労が溜まりそうな走りなんじゃないか?と身体が私に囁いている。

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心肺的には4分台後半くらいの感じで、ややキツイ程度。定期的に強く息を吐いて走る必要がある程でも無いが、呼吸が聞こえない程楽じゃ無い。ピッチは確実に遅くなり、ストライド走法的な動きになっている。いつもの鶴見川で新幹線高架を潜る頃には、相変わらず自分を追い込む癖が徐々に頭をもたげてくる。

しかしながら、身体は徐々にキツくなり夕飯が逆流しそうになりつつも、今日は初志貫徹で、フォアフット走法を最後まで意識して完走。ブログ勝手解釈の全くの自己流だが、しばらくはこれでやってみるとしよう。