Rupinのラン(とロードバイク)のブログ

マラソンでサブ3を達成した元チャリダーのブログ

おきなわマラソン 大撃沈 4時間3分

おきなわマラソン大撃沈 4:03:14

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レース前

先週末痛めた膝が怖いが、3月の古河はなももに向けたロングという位置付けで、気楽にいこうという事とゆっくり入って最後まで楽に走るプランで行くことに。

今回投宿したラグナガーデンホテルは、ベイスターズのキャンプやってて賑やか。ホテル自体が古いので、コンセントが壊れてたり、アラームが壊れてたりするが、水周りはリノベーションされてて、部屋も広々としてて気持ちいいホテル。

ちなみに、今回はツアーで行ったが、融通が効かずに苦労した。まず提携先の日本レンタカーが最悪。何時間待たせるんだ?営業所が空港から遠く、11:30に飛行機が着いてレンタカーでスタートできたのが13:30。いつも沖縄で使ってるところはサクッとストレスフリーなのだが、今回浮気したバツだな。あと、レース後に選手用駐車場までの連絡バスが大渋滞に巻き込まれる上、あちらこちらで交通規制がかかっており、帰りの飛行機に乗り遅れるという愚行。9:00にスタートのレースで、15:20に那覇を出る飛行機なら行けるだろ〜と踏んでたが、撃沈して予定より30分以上遅くゴールした上、普段15分のシャトルバスが余裕で1時間かかって撃沈。ツアーの飛行機は変更出来ないので金をドブに捨てるのと一緒。

やはり、遠征はマイレージで行くかANAコインでチケットを購入して、フレキシビリティーを確保しておきたい。自転車はしょっちゅう遠征してたが、マラソン大会とは訳が違うので、大変勉強になっちゃった。

 

14:30ころ会場入り。前日受付して、前半部分のみ車で試走しておく。かなりアップダウンある印象。前半10km以外は全てアップダウンと言っていいコース。

夕方チェックインした後、ホテル至近のタイ古式マッサージに行き、大阪王将で餃子ラーメンセットを食べ、21時頃には就寝。

4時起床。

当日は6時にホテルを出て、シャトルバスの出る駐車場に向かう。カンナムイオンショッピングセンター。巨大すぎて海外みたいで笑う。

軽量化を一発済ませてから、会場入り。

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スタジアムに7時に着いたけど、スタートまで2時間手持ち無沙汰。整列がスタート20分前までなので、ここまでに行ければ問題なさそう。

スタート-10km 21:51/21:36

今回はゆっくり行くぞと心に決めてスタート。始めはGPSがうまく拾えないのか、6:50/kmとか言ってるので、多少混乱するが、5分弱で入る。4:45/kmで行く予定にしてたので、予定通り。

しかしながら、徐々に身体が温まるに連れて自然に脚が前に前に出てしまう。いいペースの2人がいたので、それほど頑張らなくても付いていけるし呼吸も問題ないので、この辺りは時計もあまり見ずに、感覚に任せて走ってみた。ここは何がなんでも抑えるべきだったのか。結果的に結構脚にダメージ与えていた事を直ぐに知る事になるのだが。

10km-20km 22:59/23:15

10km過ぎに最初の坂が現れる。マラソン的には結構激坂。一気にペースを落として走ったつもりだったが、一発目の坂が終わると意外に脚に来ている。下りに入っても取り返すのがしんどくて、せいぜい4:30/kmペース。

ここから、20kmまでは途中14-15kmで登りが一回入る以外は、比較的走りやすい。意識的にペースを落として、脚へのダメージをかけないよう意識したが、既に時遅し。2回目の登りで右膝外側の腸頸靭帯が違和感から痛みに変わる。フロストバイトでは、途中で痛みが消えたので、それを期待したが、徐々に痛みでペースが落ちていく。右膝をかばって左の負荷が増えていく。ふくらはぎがまだ20kmに到達していないにも関わらず、攣りそうな予感。

「前回の勝田では30kmまで4:30/kmで押せたのだ。こんな所でへたる訳には行かぬ」

疲労と痛みがどこかで消えてくれる事を期待しつつも、どこかで、「今回はロング練でいいや。徹底的に脚を鍛えるのが目的だが、無理して怪我を悪化させるのはは避けよう」という意識も混在していた。

20-30km 24:30/32:04

おきなわのアップダウンは残酷なまでに私の脚を削り続けて、着実にパワーを奪っていく。少なくとも嘉手納基地まで走り続けようと決めて走ったが、やはりそこで限界。

フロストの横田以上のハイテンションで応援してくれるので、元気が出るのだが、痛みは消しようが無く、ちょっと走って歩いてを繰り返すような展開。

30-40km-Goal 39:44/42:04/14:57

もはや、速歩き散歩。汗が冷えて寒い。歩く分には痛みは無いのでリタイアはせずに完走を目指す。10kmずっと歩くと1時間半くらいかかるのかー。途中、サブ4できるかな?とちょっと走ってみるがやはり無理。競技場をゆっくり歩いてゴール。達成感も喜びも全く無し。1秒でも早く会場を去りたい気分。

振り返り

なぜここまで撃沈したのか?帰りに歩きながらずっと考え続ける。怪我については、スピード練習や記録会など、効率的に強くなるために負荷をかけるトレーニングをやり過ぎた可能性。

そして、マラソンに耐え得る脚づくりはまだ出来ていないという事は間違いない。前回の勝田では、28kmまで脚が持ったのは、事前に20km走とか一応やってたからか。最近、フロスト、勝田とレースしか長距離を走っていなかった。フルをやるには距離が全然足りない。

それと、なんと言ってもこのおきなわのコースのタフさ。ここの獲得標高320mはえげつない。特に最後の下りはかなりガツンと下るのでバネが残っていないとブレーキが一回一回かかるし脚へのダメージが酷い。自転車のツール・ド・おきなわもアップダウンが厳しいコースなのが有名だが、マラソンでも沖縄マラソンはトップクラスの厳しさだ。多分、体重が60kg以上ある人は出場しちゃいけない大会だと思う。

とりあえずは、腸頸靭帯炎を極力早く治して、ゆっくりでも走れる身体にしなければ、はなももはまともに走れないな。明日は、地元の整骨院に行けたら行こう。