カンダハー親子レーシングキャンプ
カンダハー親子レーシングキャンプ よませスキー場
Day1 ポールGS
今シーズンは3回スキーしたが、まともにスキー場に雪が有ったのは、1回だけだった。
金曜日の夕方に東京を出て、21時には北志賀よませに到着。直ぐに布団を引いて寝た。これは楽。
9:30にキャンプスタート。
どうやらコーチは2名。佐藤さんという海和俊宏のマネージャーだったカンダハーの販促スタッフ。もう1人はSAJ川端佑沙デモ。今年の国体GS6位だからまだまだアルペン競技でも現役。
豪華じゃないか❗️とお得な気分。
ショートポールの中を取り敢えず滑る。
佐藤さんがステンマルクにレーシングスキーで一番大切な事は何か?と聞いた時に一言
- Line
重要な部分を太字
- 大体において、詰まって遅れる
- だからかポールを過ぎたら直ぐに切り替える意識
- ポールを通過するときは斜滑降
- 色々なラインをトライして最も速いラインを通るだけ
- ターン前半はバーンの条件で色々な技術があるが、後半は変わらない
- 上下動が無いと切り替えできない
- アンギュレーションするだけで角付けできる
- 切り替えは一瞬。ポンと腰をフォールラインに向けて起こす
- 上体は不変
- ブーツが前傾してるから真上から押せばたわむ
- 縦に切るエッジングを心がける
色々なアドバイスがあったが、最も自分に取って重要なメッセージは上下動だった。積極的に動いて板に圧をかけて、反発力を推進力に切り替える意識。
切り替える動きがスムースになり、タイミングが早く、ターン前半から捉えられるようになる。
午後からロングポールを立てる。
久しぶりに肩から上腕から背中から、心地よい衝撃と痛みが。かなり、痛い。腕は赤く腫れる。
更にアウトサイドに斜めに立てて、低いポジションで通過するトレーニング。
いい練習になった。
Day2 Free
2日目は午前中は川端デモレッスン。
大きめのターンで中斜面で練習
- 腰を起こして(ニュートラルまで)切り替える
- 脛を内側に傾ける
- 脛を押して抜かない
- 悪い癖:手で押してる
- クローチングターンの練習
- 上半身をフォールラインに常に向ける練習
- ストックを真ん中でもってターン後半で内側に入れる
- 内傾。たわませる事ができる。
- ターン前半で外側の手をフォールラインに出して腰をフォールラインに落とし込んで上げる。
これは永遠のテーマだった、膝の内傾ができた事により、非常に楽にたわませる事が出来て、確りとキレるターンが出来る様になった。
午後は再び佐藤コーチと基礎練習
- 傾きと捻りの両立
- 肩が平行になる為にアンギュレーション必要
- 谷側の膝を傾ける
テールを見せる滑り。
Ted Tigety は80°も立てていると言う。
ほとんど谷足の膝が雪面に擦りつく程の内傾。
スピードが上がれば、躊躇無く、腰を内側に入れて膝を内側に前に入れると同時に、アンギュレーションを意識して、弓なりをイメージ。
足場が出来ると、楽に下りる事ができる。
上下動を積極的に使って走らせる事も忘れないようにする事が重要なポイント。
3連休は奥志賀に行く予定だったが、この調子ではちょっとキツイ。雪を求めて北海道まで行くか悩みどころ。