2014シーズンに向けて
2013年はおきなわ210kmDNFという結果に終わり、今シーズンが終了した。
昨年、宮城関門で足きりにあってから1年。
課題の山登りを克服するために、4月から毎週末、山に登り、蔵王、美ヶ原、鳥海、乗鞍に出場し、直前に鈴鹿にも行った。
自転車通勤をほぼ毎週欠かさずやっていた。水曜朝練にも参加した。確実に強くなってきた兆しはあった。
ヤビツの目標タイムを35分に置いて、乗鞍前にクリア。
流れが変わったのは、8月中旬の箱根乙女峠での落車と、8月下旬の家族旅行で毎週山登りが途切れたあたり。
その後は、本当は巻き返さなければ行けないのに、テンションが落ち始める。水曜朝練にも行かなくなった。
藁にもすがる気持ちで、スマートコーチングに行った。ここで、バランス・コアトレの重要性を知って、インナーマッスルトレーニングを開始。
山中湖往復では、ポジション修正の影響もあってヘロヘロと。アンカー日産でも先頭集団に付いていけず。週末峠も途切れがち。
最大の転換点はV坂・尾根幹サイクリング帰りの落車によるTFCC損傷事故。
伊豆ロングではケニーさんに全くついて行けず、さらに自信喪失。
完全に沖縄を諦めてからの鈴鹿では先頭集団でそこそこ走れるようになって、まあ記念受験のような沖縄。
しかし、月間1500kmを重ねてどうにかこうにか完走という210kmにはやはりというか当然ながら準備不足だった。
改めて実感した。自転車競技にまぐれやラッキーは無い。あるのは厳然とした事実。「努力したか」「否か」。
それから、気持ちの大切さ。「諦めたら終わりだよ」何度も片山右京が言っていた。
来シーズンは強くなっておきなわに帰ってくるという目標を打ち立てたいところだが、来年は家族の事情で週末を自由に使えないことになってしまった。
中途半端なトレーニングでは全く太刀打ちができないのがおきなわ。
おきなわに出ないシーズンに何を目標にするか?と聞かれれば、それは”無い”。
今の自分はこれまでの自分の中ではほとんど最強だ。
このポジショニングを放棄してもう一回ここまで持ち上げる苦労を考えると簡単に堕落した日々を過ごせない。
自転車をやめるんだったら、5月に止めたタバコもいつでも吸ってもいいのにまだ手が出ない。
体重もむやみに増やしたいとは思わない。
どうにかして、与えられた環境の中でベストを尽くせるか、それを考えるのが人間に与えられた最高の試練だし、それは贅沢。
やっぱりあきらめない。諦めたくはない。おきなわには出場しそして完走する。
家族や教育の時間を犠牲にせずにどうして目標を達成できるのかを考えること。
与えられた時間をいかにして有効に使うのか。その時間に内容の濃い練習をどうやればよいか。
それを考えることこそが最も思考レベルの高い営みなんじゃないか。と。
(来年シーズン目標)
・ツール・ド・おきなわ市民210km完走
・4.5倍ワットの達成
(前提条件)
・平日は基本自由
(トレーニングの基本方針)
・アラゴローラー購入し、ローラー練を基本に据え、インターバルトレーニングを本格的に導入する
・日曜午前は可能な限り、自走往復ヤビツで120km程度を稼ぐか、なるツル練に参加させてもらってグループライドを基本に
・コアトレを本格導入しスマートコーチングを1回/月、平日夜に
・目指すべきFTPは300w
(ウェイト管理)
・徹底した食事コントロールを実施
・有酸素運動による脂肪燃焼は自転車通勤を主体に
・68kgまで落とし、4.5倍ワットを達成
以上は全て家族の了解をもらっての前提