Rupinのラン(とロードバイク)のブログ

マラソンでサブ3を達成した元チャリダーのブログ

いわて盛岡シティマラソン

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いわて盛岡シティマラソン 

3時間3分52秒(ネット3時間3分38秒)でPB更新 4'20"/km

スタート前

5時頃起床して、おにぎりなどの炭水化物を摂取。軽量化を図り、スネ毛を剃ってファイテンのパッチをペタペタと貼り付ける。首筋にも貼ってみる。

やる事も無いので、チェックアウトして盛岡駅から臨時運行バスに乗って岩手大学キャンパスへ向かう。スタートがキャンパスなのは、まだ出た事は無いがつくばも一緒かも。

2時間も前に着いてもやる事も無く、完全に持て余す。しかしながら、勝田の時も2時間前に着いて、テーピングしてもらったりチャルメララーメン食べたり、アップしたり色々と余裕が有って結果を残しているので、気持ちを替えて、物色の旅に出る途中と早速スパイラルテーピングという集団に囲まれて、無料で脚と手の甲の部分の格子状のテーピングを貼って貰う。

キャンパスもとても雰囲気が素晴らしい。

陸連登録でAブロックからスタートだが、非常に人が多い印象。今日は神野大地がゲストランナーとしてフルマラソンを一緒に走るらしい。

スタート直前にMCが「あ!皆さん上をご覧ください!」

と渡り鳥が綺麗な雁行でスタート上空を飛行しているではないか!こっちで言うところの「はつかり」がこのタイミングで飛行するとは、何かラッキーな事が起きるのでは?と参加者全員の目がキラリと光る。

今日はとにかく4分30秒で押せるだけ押す作戦。ベストを出した勝田では30kmまで押した。その後、RunFieldで死ぬほど練習してどこまで伸びたかどうか試してみよう。

そしてシューズはこの日の為のニューシューズ。ヴェイパーネクスト。

補給はカツサブ顆粒を2袋30分前に摂取して、あとはアミノバリューをポケットに忍ばせている。給水は攣り防止の観点から全てキャッチして少しだけでもいいので摂取する。

スタート-10km 42'25"

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スタートロスは15秒程度だが、やはり遅い人も混在していたので、スタート直後は危険を感じる。やはりレースはアドレナリンが出る。1km時点でサブ3ペースでスタートしてしまった事に気付き、ややペースを落とすが、心肺も行けそうな感じなので今日は予定を変更してお届けします!何ならサブ3のレースペースで押して行くことに致す。

周りのランナーでペースが合う人が皆無なので、淡々とペースを刻む。この辺ではかなりペースにギャップが有って物凄いスピードで追い抜いて行く人がチラホラ。

下り基調で道幅もそれなりに広くて走りやすい。駅に近いエリアでは沿道での応援もかなり多い。

10kmの幹線道路でペースが合う人が2-3人居たので、パックを組むが、安定せず。スライド区間で神野大地がジョグの様なリラックスしたフォームで先頭を引っ張っていた。

10-20km 41'37"

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10kmを過ぎてスライド区間で100m位前を「サブ3ペーサー」が大集団を引き連れて走っている。この頃には30kmのヒルクライムをうまく纏められれば、ここでチャンスを捉えてサブ3やっちゃおうと野心丸出しでギラギラしてたので、集団走行に加われないこの位置を悔やむ。ここからギアを上げてしまうと、追い付くとは思うが、あっさり千切れるリスクを負えない。

自転車と違い、集団の後ろに付いてもそこまで楽では無い。

12km位で、雫石川沿いの小道に入った所で前方25m位に5-6人のパックがいいペースで走っているのが見えるので、13kmにかけてギアを上げて追い付く。このパックで最終的には25kmの激坂区間まで行けたのは大きかった。

20-30km 43'35"

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20kmを過ぎて、強烈な向かい風と微妙な上りで遂にサブ3ペースから溢れては戻して行く。おそらく、いわて盛岡シティマラソンにおけるハイライトはこの区間。もっと言えば、25kmからの御所湖までの強烈な登りで一気にスピードが落ちてしまう所をフラットになった瞬間にきちんとギアを戻せるか。

コースプロフィールは以下

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結論としては、25km過ぎからの40m程度のこの上りで脚が終わった。10名程度のパックが崩壊した。フラットになってもサブ3ペースに戻しきれず。湖畔のスライド区間は無理をせずにペースを落として残り10kmに備える事に。

30-40km 45'32"

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30kmからの急坂を転がる様に落ちて、3分台。34kmまでは何とか4'20"/kmを見ないように走る。35kmあたりでは補給もしっかりやったが、いよいよ脚に力が入らない。パワーをかけると攣りそうな予感。まだ先が長いので無理ができない。残り8km。駒沢公園4周。この辺りから40kmまでが、地獄。まるで歩いているのと変わらない程脚が動かない。

サブ3へのチャンスはこの時点ではまだ残されていたが、マラソンの神からはまだ早いと言われている様だ。周りで走っているランナーもほとんどペースが一緒。サブ3叶わずモチベーションも下がってしまったが雫石川の河川敷をノロノロ進みいよいよあと2km。ようやくゴールが見えてきた。

40km-ゴール 10'29"

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これまでのマラソンでは全て途中ストップして歩いているので、今回は絶対走り切るという決意で走り続ける。ラストは4分台に戻して、何とかゴールラインを跨ぐ。1月の勝田からグロスで20分程度のPB更新は素直に嬉しく、RunFieldで春から積み重ねた結果だと感じた。

恐らく、トータルタイムでは最も速く走るペース配分だったと思う。撃沈と言えば撃沈だが、抑え切ったし、最後はもう一回戻してゴールができた。

心肺系はレースを通じて、全く問題無く、ここは相当な自信になった。やはりレースペースでフルを走り切る脚がまだ無い。登りが無いつくばであれば、もう少し耐えられるか。次戦は世田谷ハーフ。ここから1か月の本番までしっかり疲労を抜く事がポイントか。